SHR脱毛は近年注目を浴びている光脱毛のひとつです。痛みが少なく、肌質や毛質を選ばない方法として人気を集めています。従来のIPL脱毛などとは異なり、発毛の司令塔であるバルジ領域にアプローチする点が特徴です。本記事ではSHR脱毛の仕組みや他方式との違い、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
SHR脱毛とは?ほかの脱毛方式との違いも解説!
SHR脱毛とは「Super Hair Removal(スーパー・ヘアー・リムーバル)」の略で、近年注目されている新しい光脱毛方式のひとつです。従来主流であったIPL脱毛やSSC脱毛とは異なり、発毛の司令塔である「バルジ領域」へアプローチする点が最大の特徴といえます。SHR脱毛の仕組み
SHR脱毛は、毛根そのものを破壊するのではなく、毛根を包む「毛包」全体を60〜70℃程度の弱い熱でじんわりと温める蓄熱式(ちくねつしき)脱毛です。毛包内に存在するバルジ領域に熱ダメージを与えることで、発毛指令が出にくくなり、結果としてムダ毛が生えにくくなる仕組みとなっています。この方式はメラニン色素に反応しないため、毛の色や毛周期に左右されません。ほかの光脱毛方式との違い
光脱毛にはSHR脱毛のほかに、IPL脱毛やSSC脱毛といった方法があります。IPL脱毛は、メラニン色素に反応する光を照射し、毛母細胞や毛乳頭に熱ダメージを与える方式です。太く濃い毛に即効性がある一方、日焼け肌や色黒肌には不向きで、痛みを感じやすい傾向があります。SSC脱毛は、抑毛成分入りのジェルを塗布し、光を当てることで成分を毛根へ浸透させる方式で、肌への刺激は少ないメリットがありますが、即効性が低く、施術時間が長くなりがちです。一方でSHR脱毛は、弱い光を連続照射してバルジ領域に作用させ、これから生えてくる毛を抑制する方式です。永久脱毛ではありませんが、継続して施術を行うことで毛の成長スピードを遅らせ、毛量を減らす効果が期待できます。
SHR脱毛のメリット
SHR脱毛には、従来の脱毛方式にはない多くのメリットがあります。ここでは代表的な5つのメリットを解説します。細い毛・産毛・白髪にも効果が期待できる
先述したとおり、SHR脱毛はメラニン色素に依存しません。そのため、従来の光脱毛では効果が出にくかった顔や背中、お腹などの産毛や細い毛、さらに白髪にもアプローチが可能です。太い毛だけではなく全身を均一に脱毛したい人に向いています。日焼け肌・色黒肌・ホクロ部分にも照射できる
従来のIPL脱毛では火傷リスクが高かった日焼け肌やホクロ部分にも、安全に施術できる点は大きなメリットです。肌質を理由に脱毛を諦めていた人にも選択肢が広がります。刺激が控えめで肌トラブルが少ない
弱い光を用いた蓄熱式脱毛のため、施術中は「ほんのり温かい」と感じる程度です。痛みが少なく、刺激を感じにくいため、輪ゴムで弾かれるような痛みが苦手な人や、敏感肌・アトピー肌の人にも適しています。また、低温で施術を行うため、火傷や肌荒れのリスクが低く、顔やVIOなど皮膚が薄い部位にも安心して使用できます。短時間で施術が完了する
一度に約1,000本の毛を処理できるため、全身脱毛でも30分程度で完了します。忙しい人でも通いやすい点は実用面で大きな魅力です。毛周期に関係なく通える
SHR脱毛は毛周期を気にせず、2週間〜1か月に1回の高頻度で施術可能です。半年で最大12回通えるため、計画的に脱毛を進められます。SHR脱毛のデメリット
さまざまなメリットがあるSHR脱毛ですが、注意すべきデメリットも存在します。効果を実感するまでに時間がかかる
「毛周期にかかわらず高頻度で施術できるなら、ほかの脱毛方法より早く脱毛が完了するのでは?」と考える方は多いことでしょう。この矛盾が起きてしまう理由は、SHR脱毛が「これから生えてくる毛」を抑制する方式のためです。SHR脱毛は、効果を感じるまでに3〜5回、自己処理が楽になるまでには6〜10回程度の施術が必要とされています。これから生えてくる毛を抑制するSHR脱毛方式では、太い毛の処理に時間がかかってしまいます。そのため、施術後すぐに毛が抜け落ちる実感は得にくいのです。